『お出かけ日和。』

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暖かくて気持ちのいい天気の1日でした。冬で縮んだ体を外で伸ばしたい。どこか自然の

近くで春の動きを感じたい。皆んなそんな気分だったのか、鴨川にはたくさんの人が。桜は

まだ咲いてないのに。コロナ以降は皆んな心も体も向かう方向を見失ったいると思います。

午前中は大阪の靴下イベントの発送をして、自宅に帰りました。京都の繁華街には行ってない

けど、人が少ないとか噂が出てます。京都は特に外国人ばかりだったので、今の状態が本来の

京都だと想像しています。白人の旅行者は今も結構いるんですよね。空いているのである意味

ラッキーな人達です。コロナで失うことが多いけど、鴨川や公園の光景は何か日本人が失って

いた何かを取り戻したように見えます。こんな景色を見て安らぐ自分に違和感を感じながら、

自分も落としていた自分を拾い上げたそんな気もします。すれ違う人に何か親近感をもったり

して。それぞれがコロナと戦っている。この光景をつくるには1人1人の積み重ねがないと

存在しないんだと。外出禁止の国もあるし、殺伐とした雰囲気もない。日本人の個の意識と

集団の意識のすごさを確認できました。普段は切羽詰まった状況の中で戦っている自分。

人間的な感覚を失っていたのかな。たくさんのお客様から得る経験やエネルギーが自分の

人生の階段を登る力になっているし、想像もしてなかった所まで導いてくれています。今は

そこから離れていっています。心の戦闘力はここ数年で最も下がっています。失うことが

あるのに、本来の心を見つけれたり。生きるってわからないですよね。雲の向こうの街には

どんな人がいるのか。どんな経験が待っているのか。そんな想像をしてた若い頃の感覚に

戻りつつあります。あの頃はもっと色んなことにセンサーが働いていたかもしれない。。

今は心のエネルギーをためる時期なのか。未来の自分を見つけるタイミングかもしれません。

春の日差しの下。安らいだ光景ですが、多分みんな考え事がありそう。そんな1日でした。。